マイホームや空き家を高く売るコツ

マイホームや空き家を高く売るコツ

マイホームや空き家は、売り手のちょっとした心がけで印象が変わります。購入希望者の見学時に良い印象をもってもらえれば、高く売ることができます。

ちょっとした工夫でできる、「高く売るコツ」をご紹介します。

室内の第一印象は

特に玄関ホールは室内の第一印象として影響が大きいので注意します。大量の靴や傘、スポーツ用具などでごちゃごちゃしていませんか。

明るい・広い・きれい

見学に来られたかたに「明るい・広い・きれい」という印象をもってもらえるように工夫します。

天気の悪い日や外光の入らない部屋は、照明をつけて「暗い」という印象を与えないようにします。照明器具の掃除や電球の交換をしておきましょう。

不要品は早めに処分して室内や収納スペースを広く。家具の配置などを工夫して、開口部や通路をふさがないようにして動線を確保します。また、収納など全部を見てもらえるように準備しておきます。

掃除はできるだけ念入りに。状況に応じて専門業者にクリーニングの依頼も検討しましょう。

生活情報を提供

購入希望者は、住んでこそ分かる地域の情報を求めています。購入の判断材料となる生活情報(交通・買物・教育・医療・保育・その他)をなるべく多く提供しましょう。

リフォームが有利なケース

客観的に見てリフォームが必要と思われる場合には、可能であれば、売り出す前にリフォームされることをおすすめします。リフォームは、印象が良くなるということ以外に利点もあります。

  • リフォーム済みの売り物件は、買主からすればリフォーム費用込みで長期の住宅ローンが組めるため、自己資金が少くても購入しやすい。
  • リフォーム期間が不要で買主が即入居できる。
  • 買主にリフォーム経験がないとリフォーム後のイメージが湧かず、現状の汚れた印象のみが記憶に残る。
  • 買主が現在賃貸住宅に住んでいる場合、リフォームしていない物件には抵抗がある。

売主の告知義務

買主が通常の注意を持って調査を行っても知りえない、かつ、事前に知っていれば売買契約に重大な影響を受けたであろう事柄を、売主があえて告知せずに売買契約を締結した場合、告知義務違反によって白紙解約や損害賠償を請求される恐れがあります。

不動産に欠陥がある場合、印象を良くしたいとの思いから、"隠して売ってしまえれば…"と考えがちですが、必ず後で発覚します。正確な告知で円滑な取引を目指しましょう。

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